認知症介護って、親が「人」として壊れていくのを「人型」に支えながら、増える労力に反比例して悪化し壊れ続けるさまを具に見ることになる。 病気療養ではなく老化だから、良くならないのは当たり前! そう頭で理解してても、 「自分が犠牲を払って日々やってるコレに、価値があるのか?」 「この価値のないことに潰されそうな自分に、価値はあるのか?」 父母が身体や床、壁に塗りたくられた糞便を拭きとりながら、ホントに死にたくなる。 でも、母の親友から「かつての母がいかに有能で、愛されていたか」の話を聴くと気分が上がる。 なんでかな~?と不思議だったけど、多分、 「(今ではこうだけど)この人はすごく価値のある人だっ…