少し前のニュースとなりますが、橿原考古学研究所から桜井茶臼山古墳が撥型だという報告がありました。この調査については8月5日までレーザー探査結果と合わせて公開されていた模様なんですが、なかなか行ける機会がなく見ることなく終わってしまいました。 概要を奈良新聞の記事から引用すると、 奈良県立橿原考古学研究所が桜井茶臼山古墳(同県桜井市、3世紀末)の赤色立体地図を作成して検討した結果、前方部が前端に向けて広がる形状だったことが分かった。メスリ山古墳(同市、4世紀初め)と共に真横から見た側面図も作成、両古墳の墳丘の形状に違いがあることも明らかになった。初期ヤマト王権の大王墓級の古墳について系譜を考える…