触診をとおして、「からだ」と本人の関係性が変わってきている、と感じられることがある。 「からだ」にふれ、そこから伝わってくることが、ご本人やご家族が語ってくれる意識の変化と重なっている、と感じられることがある。 周りから指摘されて、はじめて本人が気づくような無意識的な変化。 臨床の場にとどまらず、普段の生活の中でも意識できるようになってくる変化。 臨床の場で、「からだ」をとおして伝わっていることが、普段の生活の中でも生きてくる。 健康維持増進は、「からだ」に任せっきりでも、「本人」だけでもかなわない。 「からだ」と本人の歩調が合うように、「からだにとって」必要なことに意識が向いてくるような指導…