弦楽器の中で弦を弓等でこすることで音を出す楽器をさす。
こすりつづけることで音が持続するのが撥弦楽器との大きな違い。 具体的には、バイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、胡弓、二胡等がある。
ただし、この種の楽器であっても特殊奏法として、弦をはじいて音を出すこともある。 (例:バイオリンのピチカート奏法)
昨年11月下旬に完成間際で中断していたカルテットの作曲を、先月上旬ひとまず完成させた。演奏上の技術的な問題に関して、知人のヴァイオリニストにビオラのパートまで見て頂けることになり、何度も試演して頂いた結果の第一報が届いた。全体的に指定通りのテンポで弾くのは無理、との事。「無理」の間にも「多少遅めにすれば出来る」ものから「かなり遅くしなければ不可能で、指定されたテンポのイメージとはかけ離れてしまう」ものまで、実例と理由を挙げて示してくれた。さて改善案として何通りか考えられる。1)やや遅めのテンポに改める…殆ど応急処置。2)テンポもリズムも変えず、音を弾き易いように変える…音型や質感が重要で、素材…