教科書は,「教育課程の構成に応じて組織排列された教科の主たる教材」として位置付けられ,児童生徒が学習を進める上で重要な役割を果たしています。また,教育の機会均等を実質的に保障し,全国的な教育水準の維持向上を図るため,上記の各学校において,教科書を使用することが義務付けられています。 我が国の学校教育においては,各学校が編成する教育課程の基準として文部科学省が学習指導要領を定めており,教科書は,この学習指導要領に示された教科・科目等に応じて作成されています。各学校においては,教科書を中心に,教員の創意工夫により適切な教材を活用しながら学習指導が進められています。 ※小学校の授業は、教科書のほぼ記…