VCAで新聞的なことを始めようと言うことでの2周目。相変わらず好き勝手なことを書くことにする。 タイトルは『活字のお話』。 いつの頃から「活字中毒」である。 いつの頃…と書いたが、なんとなくこの辺から、という目安はある。 大学を卒業して、初めて就いた仕事が音楽産業の業界。私はインペグという仕事を新卒で始めた。インペグ…といわれても、世間一般の人はきっとポカンとするだろう。簡単に言えば、レコーディングのコーディネーター。 当時はコンピュータがない時代。レコーディングの現場では、いわゆるスタジオミュージシャンと呼ばれるプロの演奏家が、実際にドラムだのギターだのという楽器を弾いて録音を行う。本来はレ…