秋も深まったころ，県立大磯城山公園内の草地を散策していたら，多数の家族連れが2～3本のシラカシの木の下で一生けんめい地面に落ちた「ドングリ」を拾っているのを見かけた。中には，子供たちと一緒に大人も夢中になって拾っていた。城山公園にはコナラ，クヌギ，アラカシ，シラカシ，スダジイ，ツブラシイ，ウバメガシなどの「ドングリ」の成る木が多数植栽されているので，秋にもなると沢山の「ドングリ」が落ちる（第1図）。ちなみに，「ドングリ」はブナ科のコナラ属，シイ属，マテバシイ属の果実の総称である。 第1図．ドングリ（シラカシ）． 子供たちは，あっちこっち駆け回りながら1つずつ拾っては大きな袋に入れていた。どうす…
