今年の8作品目 この本はいつものように書店で平積みされている本から目についたものを買い求めた訳ではなく、以前、新聞の掲載広告にあった本作品ともう1作品が気になっていたので、会社帰りに書店へ寄って2冊同時に買ったのです。 さて本書ですが、物語は2004年からスタート。真夜中に外出していた中学生の水野大樹が脱走中の連続殺人犯と間違えられ、警察の職質から自転車で逃げて駐車中のトラック激突して死亡した。その事故(事件?)で大樹の母親である水野いづみの心理状態がおかしくなってしまい、大樹と付き合っていたという女子中学生を車道へ突き飛ばしてしまったところで物語は一気に2019年へ飛ぶ。 タイトルの「あの日…