家族社会学が専門の、京都産業大教授・落合恵美子さんは、高校の教科書の執筆もしているそうですが、2001年に文部科学省の検定を通った「倫理」の教科書に、次のように記述していました。「近代以前には、性的に自由な社会がかなり存在した。江戸時代までの日本はその典型例であり、同性愛もまれではなかった。また、処女にこだわる価値観もなかったので、離婚も再婚もたいへん多かった」ところが、2005年度の検定では、この箇所は丸ごと削除されたそうです。自分が好ましいと思えることだけが、歴史だ、不都合なことは、歴史として認めたくない、ということでしょうか?地区の公民館で「三世代交流・ふれ愛広場」という催しがあって、私…