褐斑病(かっぱんびょう)植物の葉に発生する病気のうちで、斑点性病害の中で最も代表的な褐色斑点性の病気です。褐斑病は葉に褐色から黒褐色の班紋ができる病気の総称です。斑点性の病気は病原菌の種類も多く、症状も様々なので病斑の色調や形によってたくさんの名前が付けられています。褐斑病以外に、角斑(かくはん)病、黒点(こくてん)病、白星(しらほし)病、赤星(あかほし)病などがあり、葉に茶色から黒褐色の班紋ができていたら褐斑病と考えられます。たくさんの植物に発生する褐斑病は、菌の種類も様々ですがほとんどの病原菌はカビです。発生する時期は4月~10月で、特に6月くらいの温度の高い高温多湿時に多く発病します。病…