レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「私は確信する」(2019)です。 法廷映画です。個人的に法廷映画はあまり好きではありません。あのシドニー・ルメット監督「12人の怒れる男」はあまり好きではありません。これは演劇ですよね。 ルメット監督は密室劇が好きらしく、あの「フェイルセイフ(未知への飛行)」(1964)も密室映画モドキで、あの「オリエント急行殺人事件」(1974)もその傾向がみられ、私はケネス・プラナー監督作品の方が好きです。但し、ポール・ニューマン主演「評決」(1982)とか「プリンス・オブ・シティ」(1981)は素晴らしいと思います。 この…