以前にも新しい採点基準について書いたが、重複を覚悟で、もう一度書いておきたい。 先日武術太極拳の県大会があり、24式太極拳の予選は従来の採点基準で行われたが、決勝は2005年新国際ルールで行われた。決勝では、蹬脚と下勢独立の出来が、ダイレクトに順位に影響し、涙をのんだ選手も多かった様だ。 そんな中で私は、演技レベルの評価は低かったのに、蹬脚と下勢独立を無難にこなせて、動作ミスによる減点が余り無かったおかげで、表彰台に上る栄誉を得た。 しかし、演技レベルの配点ウエイトが小さく、動作ミスの減点ウエイトが大きいこの評価基準を、60歳超の年齢の人の演武に適用するのは不適切だと感じている。 なぜなら、彼…