墨田トリフォニーでの演奏会に行ってきました。 事前に期待していたのと違って、古楽スタイルの演奏(ティンパニの強打、ビブラートの少ない弦)でしたが、随所にやはりユニークな上岡流全開。 39番は、一楽章の第一主題が、「ミーソッ、シミ―」とソのところで切るユニークなフレージング。 メヌエットがどの曲も舞踊的というか、本当に宮廷で踊られていた音楽としてのメヌエットを感じさせるリズム感。特にK550のはこれが本来舞曲だったことをしみじみ感じさせる印象的な演奏。 ところどころ印象的なピアニッシモ。39番の三楽章のトリオの繰り返し部分とか、ジュピター一楽章の第二主題の「ソーソ#ラ」の最後のラの音が毎回ほとん…