新書太閤記(五) (吉川英治歴史時代文庫) 作者:吉川 英治 講談社 Amazon わたくしの家は、石田のなかの石田です。たくさんある石田とはいささか違います。 「少年の肉は、刀のごとく鍛って鍛って細身にするほど切れ味やよくなるものだぞ。」もっとトレーニングして細くなれ、と。 小姓部屋こそ人材の苗床、わが家の宝と思う秀吉。 今川義元の子、氏真は蹴鞠が大好き。 武田家の御旗楯無、軍神の神体。御旗は八幡太郎義家の軍旗、楯無は家祖新羅三郎義光の鎧。この前で誓ったことは絶対に守る武田ルール。 流しのから岡崎まで500人の命を背負って走ってきた鳥居強右衛門。最後まで武士。他の家の武士たちからも尊敬される…