明治中期以降、初詣という行事が鉄道会社によって作られたというのが、前回のお話 (川崎大師平間寺、成田山新勝寺こそ 初詣のオリジン) tankob-jisan.hatenadiary.jp 初詣のための乗降客を誘致するために、鉄道会社は宣伝合戦をしてその結果、初詣の客はうなぎ登りに増えていく 気軽に郊外を散策し、かつ名利に参拝できること当時の人々に、これが訴求力を持っていたことはよくわかるが それ以上に感じるのは、新聞が持つ宣伝力=影響力の大きさだ(当たり前だが、ネット、テレビ、ラジオはまだない、大衆雑誌もまだ未発達) 鉄道会社が初詣を作り上げただけではなく新聞のその一端を担っていたのではないか…