人・組織課題 マネジメントの定義のひとつに「経営資源であるヒト・モノ・カネを効率的に活用し、組織の成果をあげる」というものがある。3つの経営資源のなかでももっとも対応がむずかしいのが「ヒト」である。 モノやカネは目に見えるし、その価値の増減も基本的に数値で把握することができる。価値の増減を数値で把握することで、その現実に対し合理的な思考で意思決定し、施策を打っていくことができる。 合理的な思考を行うにあたって、人々はその知識が足りないと感じると、学習をして知識を習得し、それを実務に活かしていくという、これまた合理的な行動をとるのである。 部長のつぶやき 先日、あるクライアント企業のライン部門の…