著者の方のお名前は、「日明 恩(たちもり めぐみ)」さん。メフィスト賞を受賞した「それでも、警官は微笑う(わらう)」を読みました。 本作は、2002年に発表された作品です。読む前は、「20年以上前の警察小説って、相当古く感じてしまうのでは……」などと思っていましたが、読んでみたら全然気にならず、とても面白かったです!(いえ、Wi-fiのない時代だったもんなー、などとは思いましたが。そんなことで面白さは損なわれませんでした。) それでも、警官は微笑う 作者:日明恩 双葉社 Amazon さて、警察小説というジャンルに対しては、個人的に、「捜査と追跡の緊迫感に引き込まれるけれど、シリアスで、つまり…