織田信長の比叡山焼き討ちとは 比叡山焼き討ちは、元亀2年9月12日(1571年9月30日)に現在の滋賀県大津市の比叡山延暦寺で行われた戦い。 この戦いで織田信長は僧侶、学僧、上人、児童の首をことごとく刎ねたと言われている。 後述するが、一方で近年の発掘調査から、施設の多くはこれ以前に廃絶していた可能性が指摘されている。 その様子は『信長公記』に詳しく書かれており、僧侶、男女、子供にかかわらず撫で斬りにされ、根本中堂などが灰燼に帰したという。 死者の数は、フロイスの書簡には約1千5百人。 『信長公記』には数千人。 山科言継の日記『言継卿記』には3千~4千と書かれている。 いずれにしても、相当数…