一条真也です。『「怪奇大作戦」の挑戦』白石雅彦著(双葉社)を読みました。ブログ『「ウルトラQ」の誕生』、ブログ『「ウルトラマン」の飛翔』、ブログ『「ウルトラセブン」の帰還』で紹介した本に続く第4弾で、かつてない綿密な考証で「怪奇大作戦」という日本特撮ドラマ史に燦然と輝く名作の背景を描いた本です。著者は1961年秋田県生まれで、映画研究家、脚本家、映画監督。なんと、邪道のプロレスラー・大仁田厚の電流爆破デスマッチのスタッフでもあったとか。 本書の帯 カバー表紙には「怪奇大作戦」第23話の「呪いの壺」で男性の目が妖しく光る写真が使われ、帯には「放送50年! 若き才能と時代が生んだ奇跡の名作」「特撮…