年末の電話で、遠くに住む友人が紹介してくれた一冊は、『天上の葦』(太田愛/KADOKAWA/2017) 友人からぜひ読んで!と渡されたというミステリー上下巻。その本を読んで、友人もまた周囲の人たちに薦めているのだという。 その時は小さな火に過ぎないかもしれない。 しかし、、、、常に小さな火から始まるのです。 すぐに大きな変化を実感することはないかもしれない。 同じようなことが繰り返されながら、 何年か、あるいは何十年のうちに、 誰もが想像しなかった事態に至るのです。 今だから、ぜひ読んでほしいのです。 その言葉を受け取って、さっそく手にしたその本は、テレビの生放送中に、公衆の面前で息絶えた老人…