前回に続き 浙江省嘉興平湖市 杭州湾に面した乍浦鎮から アヘン戦争 乍浦の戦い はこの小さな漁村でおきた戦いです。 乍浦鎮は海の国防線の最前戦基地になり 小高く海を望む 九龍山は見晴台として 海洋防衛の要塞の役割を担ってきました。 清軍が海岸に沿って城壁をひき砲台が設けられました。またこの地は 唐代から交易港の記録があり度々海賊や倭寇から襲撃を受けていました 南湾古炮/嘉興砲台 砲台を囲むように積まれた土嚢は石灰 砂 糯米、明礬で固めて造り 強固な軍陣でした。 天妃宮砲台 この高台に海を守る天妃宮という媽祖廟がありました。 アヘン戦争では廟は最後の砦となり英軍に焼き払われ、守備軍は全滅 その廟…