「翼を授ける」のキャッチフレーズでお馴染みレッドブルの企業本。私はレッドブルを一度しか飲んだことがありません。エナジードリンクはどうしても無理をして働くときの飲み物としてのイメージが強く、価格も安いわけではないので、普段飲む飲料としての選択肢に入らなかったのです。ただ、人気があることも理解していて、あるときから普及しだしたこの商品がいかにして普及してきたのか知りたくて本書を手にとりました。 そもそもレッドブルがオーストリアの企業だったことから初耳。てっきり米国の飲料だと思っていました。レッドブルの普及後に登場した競合製品の「モンスター」の方が米国発祥で、同じくエナジー飲料として棚に並ぶZONE…