蓬莱学園シリーズに登場する施設。軍艦図書館。
学園中央部に位置する尾登呂ヶ沼に所在。
1923年(大正12年)、蓬莱大学南洋研究機関付属図書館として建設、多数の蔵書を収蔵するも、スペース拡張のため度重なる増築を繰り返すうちに迷宮化。
1952年(昭和27年)、第五次増築が完了後に怪異が頻繁に発生*1するようになり、以後閉鎖・放置された。*2
公称で地上14階、地下5階とされているが、現在は深部の地図は失われており内部の様子は完全には把握されていない。
軍艦図書館という名称は、塔を備えた外観が、檣を持つ軍艦のように見えたことから。
別名を東洋のミスカトニックとも言われるとおり、館内には多くの稀覯本や禁書、発禁本、魔道書など(様々な意味で)危険な文献が秘蔵されている。
内部は完全に迷宮化しており、様々な(そして危険な)怪異が発生する特異点となっているため、貴重な書物を得ようとする生徒が入り込んでは遭難する事例が後を絶たない。