この日は、天気予報は曇りだったはずなのだが、すでにこの時間から日差しが差し始めてきた。暑さにめっぽう弱い男なのでテンションはかなりダダ下がり。しかし、暑さの克服は出来ないまでも、歩いている時に少しでも暑さを和らぐ方法を見つけたいと、色々なグッズを手に入れて準備万端だったはずが、なんとすべて自宅に忘れるの愚。もちろん取りに戻る時間もないので、そのまま歩きだすしかなかった。天気予報のせいかどうかはわからないが、高尾山口駅の改札から出て来るハイカーは少なく感じた。 この日は、稲荷山尾根入口に取り付き歩き始めた。やや急な階段を登り始めて、すぐに汗が吹き出してきた。なるべく水分を取らずに先に進みたいのだ…