日本では、数年前から、政府主導で、フィリピン(他、いくつかの諸外国)からの介護職従事者を受け入れる、という事業が展開されている。どのようなお金の流れになっているのかはよくわからないが、フィリピンに、無料で日本語と介護の勉強をさせてくれるという学校がある。そして、学校は、学生に日本の受け入れ施設の紹介や面接の斡旋もする。それも無料。おそらく企業に、国からの補助金や施設からのマージンが入るのだろうが、なんにしろ、多くの国民が外国で働きたいと思っているフィリピンにとっては、とても良い話だ。また、介護職の労働者が足りていない日本の現状からしても、いわゆるWinwinの関係ではあるだろう。(もちろんいろ…