10年ほど前、帰省時、母が腰痛を起こしクリニックへ連れて行った。 繁盛したクリニックで待ち時間が長く、一旦自分は近所の親戚の家で待機した。 叔父さんが、こんな写真が出てきたと一枚の写真を差し出した。 (母方の祖父で、自分が生まれた時にはすでに亡くなっており、会ったことはない。) おそらく明治海軍入隊当時の記念写真ともおもわれ?、どこかの軍港の写真館で取ったものだろうか。詳細はわからない。 童顔に、白いハンカチを左手に持ち洋風の椅子に手をかけ、右手は腰の後ろに持ってきて、ポーズをとっている。 写真はすでにセピア色に変色している。 明治24年(1891年)生まれのため、100年はこえている。 上下…