こんにちは、暖淡堂です。 夜の駅前などに机を置いて、ジャラジャラと筮竹をすり合わせ、時々暇そうに歩いている人に「これこれ、そこな人、水難の相が出ておりますな」などと声をかける。 声をかけられた人が何だろうと振り向いたときに、うっかり水溜りに足を突っ込んでしまう。あるいは川にドボン。 「易者」というとそんなイメージを持っていませんか?(古すぎか?) 「当たるも八卦、当たらぬも八卦」などという言い方もセットになっていて。 この、街中で占いをする「日本風の易者スタイル」のルーツはおそらく江戸時代頃のもののようです。 当時の儒学者などの影響が大きかったと想像します。 易学のテキストが、数人の儒学者によ…