星の金貨 《ストーリー》 東京の大病院である「永世会病院」には、「永井秀一」( 大沢たかお)と「永井拓巳」(竹野内豊)という、2人の御曹司がいる。2人とも、父が経営する「永世会病院」で働く医者であるが、血は繋がっていない異母兄弟だった。兄の「秀一」は、幼い頃から成績は常にトップのエリートなのに対し、弟の「拓巳」は医者としての知識すら危うい、出来の悪い存在で評判は最悪だった。 しかし2年前に兄の「秀一」は、『父のしている事は金儲けで、医者のする事じゃない』と家を飛び出し、現在は北海道の美幌別診療所で働いていた。そこで看護見習いとして、住み込みで働く「倉本彩」(酒井法子)と、お互いに惹かれあうよう…