22霾るや献吟澄める蚕種祭 つちふるや こんぎんすめる さんしゅさい 道春 私思うんですよね。 俳句には漢字辞典が必要だって…。 調べ方が足りず定かではありませんが、 祖父の句に出てくる献吟(こんぎん?)は、のってなかったんです。 吟じます♪と言われますように、 吟という字は、詩に関する熟語につかわれ、 気を含めて、詩歌を声に出すこと。 献立ての献は、料理のメニュー、物事の準備。 なので、 社寺、貴人に貢物(みつぎもの)として 詩歌をおさめた声♪というところでしょう。 太陽の光が届かない中、一きわ、澄めりが効いています。 23霾るや薬師に吊るす願の数 つちふるや やくしにつるす がんのかず 道…