この写真は見ての通り画面左右二本の木から伸びた枝にだけピントが合っている。右側の新緑は黄緑色で、左側の新緑はもっと濃い緑だ。1970年代の50mmF1.4レンズを絞り開放のF1.4で撮っている(カメラは最近のフルサイズのミラーレスカメラで、この種のカメラはマウントアダプターというのを使うと古いレンズが大抵使えるからオールドレンズ救世主だ) 風景写真なのにあえて絞りを開いてこんな風に狭い深度で撮ることは邪道とは言わないけれど、あまり一般的ではないかもしれない。こうしてオールドレンズなどを装着し、電子ビューファインダーを覗き込んでリアルタイムで液晶(あるいは有機EL)画面に表示される、すでに眼の前…