春陰(しゅんいん) 花曇(はなぐもり) 養花天(ようかてん) 鳥曇(とりぐもり) 鰊曇(にしんぐもり) 春陰(しゅんいん) 「春」と言えば、 暖かい陽射しの降り注ぐ季節という イメージがありますが、 実際は意外に天候は不順で、 どんよりとした空模様であることが 多いものです。 そんな春の曇りがちな天候を 「春陰」(しゅんいん) と言います。 北宋の政治家で詩人の蘇舜欽 (そしゅんきん) の 代表作である「淮中晩泊犢頭」の冒頭 「春陰野に垂れて草青たり」から来ています。 - 淮中晩泊犢頭 - 春陰垂野草青青 春陰しゅんいん野に垂れて草くさ青々せいせいたり 時有幽花一樹明 時に幽花ゆうかの一樹いち…