いつかのわたしが買った小説、西加奈子の「おまじない」を読んだ。著者の作品は初読みだった。30ページくらいの短編が8つと、巻末には長濱ねるとの対談が12ページ載っている。それぞれの物語のイラストは、著者本人が描いているらしい。 まあもう今日に始まったことじゃないんだけど、本の感想をまとめるのにかなり苦労した。今回時間がかかったのは、珍しくあんまりハマらなくて、珍しく最後まで読んだ本だったから。 大体ハマらないとその先全く進まなくなるので、自然とレビューは書かないし自分の心にも残らない。でも、今回は最後まで読めたし好きな部分もある。だけど決定的に何かがハマってない。面白い。 おまじない (ちくま文…