テレビアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の登場人物。CV:斎藤千和。
作品における、非常に重要な人物となっている。(以下ネタバレにつき反転)
放送開始当初は、いずれ魔法少女になるであろうまどかの先輩的立ち位置かと思われていたがそうではなく*1、10話の放送で真相が解明される。ほむらは、幾つもの時間軸を渡り歩いており、一番最初の時間軸における、(魔法少女としての)まどかの後輩だった。また、この時間軸におけるほむらはまだ魔法少女ではなく、病弱なメガネっ娘であり、*2病院に入院していた。ある日、魔女に襲われ、危機のところをまどかとマミに助けてもらい、本編時間軸のまどかの様に、戦いの傍観という形で魔法少女に関わっていった。
その後襲来するワルプルギスの夜により、まどかの死に直面。そこに現れたキュゥべえと、「まどかとの出会いをやり直す」という願いで契約する。これにより、時間を巻き戻す能力を得て、2回目の時間軸へと突入していく。
続く2回目の時間軸でもワルプルギスの夜が出現。これを退けるが、まどかは魔女*3と化してしまった。これにより、魔法少女の魔女化というキュゥべえの本当の目的を知ったほむらは、この運命を変える為、再び過去へと戻る。
第3の時間軸では、仲間達と折り合う事も出来ず、まどかを救う事も出来なかった。ワルプルギスの夜をまどかと共に退けるも、2人のソウルジェムは濁り切ってしまう。そこに、まどかがさやかの形見として持っていたグリーフシードをほむらに渡し、ほむらはまどかに助けられた。まどかは、「キュゥべえに騙される前のバカな私を助けてほしい」とほむらに頼み、ほむらはまどかのソウルジェムを壊し、魔女化を防ぐ。
第4の時間軸でも、ワルプルギスの夜は襲来。まどかは、ワルプルギスの夜に苦戦するほむらを助けるべく、キュゥべえと契約してしまう。*4魔法少女となったまどかは、ワルプルギスの夜を一撃で葬り去るが、魔力を使い果たし、ソウルジェムは濁り、kriemhild Gretchenへと変貌してしまう。そして、アニメの時間軸へと移行していく。(アニメの時間軸が、5回目の時間軸かは分かっていない。ほむほむの気の遠くなるような努力は、5回では終わらないだろう。)
これらの事象を踏まえ、散々「OP詐欺」と言われていたOP曲「コネクト」が、実はほむらの事を歌った曲であった事が分かる。(ネタバレ終了)
ほむらの能力は、前述の能力と、「時間を操作する」能力である。一見、凄まじい様に見えるが、実は「それしか」出来ない。
その為作中では、自作の爆弾・スタングレネードや、暴力団などから持ち去った銃火器と、時間停止を組み合わせて戦う。
魔法少女として与えられた武器は盾形の砂時計である。武器らしい武器を持っていなかったため、上記の様なスタイルになるのは必然だろう。
第10話のサブタイトル、及び、その回のほむらの台詞である。
ほむらの決意が現れた、非常に力強い台詞だ。