歯車の曲げ危険断面と歯形係数を計算で求める方法が日本歯車工業会JGMA401などで紹介されており、筆者の作成しているソフトでもその計算法で求めています。これをCADの手作業で求めて、歯の強度計算についての理解を深めようというのが本記事の主旨です。そのためには正確な歯元隅肉曲線を作図するソフトが必要ですが、筆者が公開している「igears2」は厳密に歯元形状を計算するので、このような作業に向いています。または、小原工業様のソフト「GCSW」でも正確な歯形を求められます。そのほかのアドイン、SpurGear,GF gear,FM gears,Helical Gear plusは、歯元が簡略図なので…