「アンネの日記 」は1942年6月12日から1944年8月1日までの記録。アムステルダムにあった、父オットーの会社の建物。この建物の裏につながって存在する「後ろ家」の3階と4階部分に隠れ家があった。現在はアンネ・フランク財団によって管理されている。 1944年6月、アメリカなど連合軍によるノルマンディー上陸作戦が始まると、アンネ一家にも希望の光が差し込んだと思われた。しかしその2か月後、誰かの密告によりナチス・ドイツのゲシュタポ(秘密国家警察)によってアンネ一家は捕らえられ、ベルゲン・ベルゼン強制収容所へと送られ、アンネはチフスに罹り 1945年3月上旬この世を去る。当該収容所は1945年4月…