月刊PLAYBOY

「森の掟」（２０２４年） アーティストの田名網敬一（８８）が描く世界は、万華鏡のようだ。いろいろなパーツが組み合わさって極彩色の「楽園」のような世界を作り上げている。だが、「楽園」の随所に幼少期に体験した戦争の記憶の断片がちりばめられている。７日に東京・六本木の国立新美術館で開幕する大回顧展では、約５００点を展示。作品の記憶の森へ分け入ろう。（山根由起子） ■空襲で輝く金魚、終戦の青空、生も死も 熱帯ジャングルのような空間に、金魚の化身や戦闘機、赤いトサカの鶏など、不思議なモチーフが登場する。新作「森の掟（おきて）」は、にぎやかな楽園のよう。 だが、ほかの作品にも頻繁に描かれているこれら不思議…

この本がでたばかりの頃（２００５年）に買って読んだ。その後、古本に出して、また新刊を購入した。前に買って読んだときにも結構わかった気になれたからだ。枠組みくらいは覚えているが、いま一度整理したかった。 筆者である山井教雄さんは国際政治漫画家。週刊誌「AERA」によく描いていたので、なじみのある漫画家さんだ。あまり描き込まずに余白を生かした絵柄が特徴だろうか（この本には描き込んだイラストもある）。メッセージ性はかなりストレートというか、リベラルというか。これは本書にもよく表れている。 まんが パレスチナ問題 (講談社現代新書) 作者:山井教雄 講談社 Amazon 「まんが」と書いてはあるが、コ…

この伝説を私が最初に目にしたのは、1988年の暮れか89年の初め頃に出た月刊PLAYBOY誌に掲載されてたキース・リチャーズの自伝的ロング・インタビューでだったと記憶している。当時7年ぶりにストーンズがツアーに出ることが決定して、その記念の様な企画の記事だったなhttps://t.co/ZYziENxJ4z — そ ら な か ００４® (@aerialwalk004) October 19, 2023 amass.jp 上に埋め込んだツイートにある記事を読んだ時から1990年のローリング・ストーンズ初来日公演を体験した時までが、我が音楽ファン人生の中で最もストーンズに熱中していた時期だったな…