また新しいゲームアプリを始めてしまった。 「文豪とアルケミスト」と言うゲーム。 プレイヤーは司書になり、転生してきた文豪たちを助手にして、汚染されてしまった「有碍書」に「潜書」し、作品世界に入り込んだ害をなす者たちを倒し、作者や作品を解放していくようだ。 とりあえず堀辰雄を仲間に選んでゲームを始めてみたら、チュートリアルで徳田秋声の「黴」という小説に「潜書」して浄化しろと言われた。 戦闘はオートで進んで、すぐに完了。 作品の汚染が消えると、作者の徳田秋声が出てきて、一緒に戦えるようになったのだけど… うん、本物と全然違う。 転生して、いろいろ変わっちゃったのだろう。 本物の徳田秋声は、明治4年…