ねたばれします。 ここで登場するのが木牛流馬。 以前火を吐く木獣がすでに活躍したから驚くことはないだろうがこの時代にこうしたからくり道具が登場するのが三国志の面白さのひとつでもある。 いっこうに動かない司馬懿率いる魏軍相手に孔明は動き出す。 上方谷もしくは葫蘆谷と呼ばれる場所を見つけた孔明はそこを秘密の作業場として木牛流馬の作製にとりかかり馬岱をその見張りとした。 折しも蜀本国から運輸されてきた兵糧は剣閣で山と積まれているのに道が悪く牛馬も倒れ車も壊れ輸送が捗らないという事態に担当者は困り果てていた。 これを訴えられた孔明は「ふふふ」と笑い葫蘆谷へと彼を導いたのである。 何度読んでも笑ってしま…