今回引き取りに行った打ち直し、仕立て直しは、お客様がすでに生地を剝いで中綿だけにしてくれていました。昔は当たり前だったらしいのですが、最近では側生地がかぶった(布団そのまま)で預かることが多かったので、とても新鮮に感じました。お客様は、「剥いだ側生地は大きな風呂敷にしておくよ押入れの片付けや布団を包んで保管しておくのに重宝する。昔人間だから」と言って笑っていました。 古くなった布団を捨てることなく最後の最後まで大切にする感じがうれしくかったです。 これからこの預かったふとん綿を使って、お客様の思い出や愛着が残るようなふとんを仕立て直していきたいと思います。仕上がりと配達が楽しみです! そうそう…