ワンちゃんの心臓病。小型犬に多いのが僧坊弁閉鎖不全症。投薬を続けているご家族も多いと思います。心臓病の治療には、しっかりとした診断と西洋薬の正しい服薬が大切です。ピモベンダンが発売になってから肺水腫になるワンちゃんが激減しました。その後更に治療法も進み、心臓病の手術も行われるようになり、様々な選択肢が増えました。 最良の西洋医学的治療をしても浮腫(むくみ)や咳をうまくコントロールできないことがあります。また、そんなときに漢方を使ってワンちゃんの体を楽にしてあげることができます。また、心臓病を持ったワンちゃんは血液循環が悪くなるので冷えることが多く、漢方薬の出番になります。 ただし、電解質異常を…