末黒野 すぐろの 初春 地理 関連季語 焼野 末黒 早春の頃に野原や河川敷の枯れ草を焼く「野焼」 その焼け跡が黒く残る野を「末黒野」という。 野焼きで草の芽立ちが促され、害虫の駆除にもなる。 「末黒」の語源は、野焼きで先が黒く焼け残った芒のこととも。 焼け跡からは、早々に若草が芽吹き、力強い生命力を感じさせる。 末黒野の夕焼け飛べぬもののため 高野ムツオ 野を焼いたあとの空を染める夕焼け。 地を這う飛べぬものを悼むかのように、夕焼けが赤々と焼野を照らしている。 火は怖いけど、”とんと”はしてた。 今消防に言わないとダメらしいけど、野焼きってできない。 場所も ないし、母は「火炊くの好き」って言…