本当の氏神? 最近、「本当の氏神を知りたい」という声を耳にします。 「地域の神」ではなく、源氏にとっての八幡宮のような「一族の神」を知りたいという要望です。 現在、「氏神」は次の3つの意味で使われています。 一族の神=本来の意味の「氏の神」 生まれた土地の神=産土(うぶすな)神 住んでいる土地の神=鎮守神 神社本庁や神職が「氏神を大切にしましょう」と言う場合の「氏神」はほとんど「住んでいる土地の神」の意味です。これに対し、「神社本庁は氏神と鎮守を混同している」と批判す売るネットの声もありますが、江戸時代から住んでいる土地の神を「氏神」と呼んでいたので神社本庁が間違っているとはいいきれません。 …