昔のことを思い出したので雑談として。 学生時代、大学1年の夏休みに合宿制の教習所へ行った。約2週間、ほぼ同世代の学生が寝食を共にするので結構仲良くなる。 その中に一人、昔空手をやっていたという人が居た。一個上の方である。筆者も自己紹介で空手部に属していると言っていたので周囲に煽られ、皆の面前でその人と組手をやらざるを得なくなったことがある。勿論、既に友人関係だったし、相互に競技空手の試合経験はなかったので寸止めではないが、適当に手加減をしてのことである(紳士協定)。 その頃、筆者は玄制流の組手しか知らなかったので、運足で間合いを詰め、追い突き。するとその人は横(筆者の追い突きの外側)へ身を躱し…