ドラマ『狼殿下』の放映が始まった頃、最初は視聴をどうしようかと思っていたのを後押しした一つは、時代背景が「五代十国時代」との情報であった。 というのも『山河令』の時に五代十国の晋~後唐の辺りを調べており、私は何だか知らないが、史実がモデルなドラマの人物を、他のドラマにも当てはめるのが好きな性分なのである。『狼殿下』の背景で、『山河令』なあの人たちが江南で活躍しているのかしら?とか、疾冲の赤ん坊の頃を周子舒は知っているのかな?など想像するのが楽しいのだ。こういう萌えを何と呼ぶのかはよく知らないが、広い世の中にはきっと同志はいるに違いない。