宋の太祖 趙匡胤【電子書籍】[ 小前亮 ]価格: 817 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 黄巣の乱によって唐の僖宗が長安から脱出した後、50年余りの間に5つの王朝が興亡を重ねた「五代十国」の時代。その1つ、後漢で下級将校として仕えた父趙弘殷の子趙匡胤(ちょうきょういん)は、学問はからきしダメで堪え性もないが、周囲を引き付ける人望を有していた。父は叱りながらも期待をかけ、趙匡胤が無実の罪を受けると、黙って代わりに縄につく。学問に優れた弟の趙匡義は、父の兄への期待を感じ、羨望と憧れの気持ちを兄に抱いていた。 親子とも牢から解放され、後漢の有力家臣である郭威の軍に身を投じると、趙匡胤は頭角を現わす…