【高校野球】 “強い横浜”へ信念を持って戦い続ける村田浩明監督と選手たち 秋季関東大会が幕を開けた10月22日、埼玉・大宮公園野球場のベンチ裏で、出番を待つ横浜・村田浩明監督(36)と偶然に顔を合わせた。 「思い出深い球場なんです。高校3年秋の国体の決勝で、ダルビッシュ投手の東北(宮城)を破って優勝しましたからね」。当時、横浜の捕手だった村田監督は、現中日の涌井秀章投手(36)をリードし勝利に貢献した。 笑顔で別れ、縁起のいいグラウンドで迎えた開幕戦は、埼玉の強豪・浦和学院に2―0で勝利した。来春のセンバツ出場に当確ランプがともる4強入りまで“あと1勝”。ところが、準々決勝は高崎健康福祉大高崎…