旅行の、お土産、という文化が苦手である。 なんかこう、 「〇〇へ行ってまいりました」 というのは、必要な公的行事であればいざ知らず、私的な娯楽としての旅行でそれをする意味と、必要性が、いまいちわかっていない。 ちらっとググってみると、お伊勢参りだとか、そういう参拝行事がお土産の由来だと書いてあった。 村の皆でお金を出し合って、くじ引きで代表を決め、その人が村の代表として参拝の旅をする。代表は、確かに参拝した証として、御札だかをもらって帰る。 これは、いわば村の公的行事であり、証拠として持ち帰る品なので、必要だろうと思う。 一方で、多くの人が私的な旅行をする現代。 自分の金で旅行に行き、自分のた…