東から昇り西に沈む

"日出處天子致書日没處天子無恙云々" かの有名な国書の書き出しとされる一文。太陽が昇る所（日本）の天皇から、太陽の沈む所（隋）の皇帝へ、お変わりなくお過ごしですか？ ざっくり言うとそんな感じ。この一文に隋の煬帝は激怒したと言われています。日本を日の出の勢い 、隋を斜陽の国とした不遜な態度にキレたと思われがちですが、そうではないようです。日出處、日没處の語は、大智度論という経論にあり、日出と日没に優劣の意図はなく、単に東西を表現しているだけだそうな。 ならば煬帝は何にキレたのか、彼を激怒させたのは"天子"の一語です。"天子"則ち"皇帝"とは唯一無二の存在、天に二日無しという訳です。それを極東の小…

ランナーには試練の暑い夏が本格化。できれば木陰の多い公園などを走りたいものですが、街なかを走らざるを得ないこともあるでしょう。そんなとき、ちょっとした工夫で暑さをやわらげることができます。

無知とは何か、知識とは誰にとっての何を指しているのか。この問いに対し、私たちは「知識がない」状態をすぐに思い浮かべるでしょう。しかし、本当にそうでしょうか？ 知識とは、極めて主観的で相対的な概念です。私たちが「知っている」と思っていることは、あくまでも個人の経験や社会的なコンセンサスに基づくものに過ぎません。宇宙の広大さや歴史の長さを考えると、私たちの知識など取るに足らない些細なことに過ぎないのです。 太陽が東から昇り、西に沈むという誰もが知っている知識でさえ、地球上というローカルルールの中でしか通用しません。宇宙のスケールで考えると、太陽が昇ったり沈んだりしているわけではなく、地球が回転して…

今回はアマプラオリジナルアニメ『ハズビン・ホテルへようこそ』シーズン1エピソード1の劇中歌「Hell Is Forever」に、単語や熟語、そして曲の注目ポイントなどの解説を交えながら、自分なりの和訳とカタカナ読みをつけてみました

今回は、中国製の感動的なラブロマンス映画『Viva La Vida』を紹介します。この作品は、不治の病を抱えながらも、互いに対照的な性格を持つ2人の主人公を中心に、愛と生きる意味を描いた作品です。 物語の舞台は現代の中国。腎臓病を患い、日々の人工透析で生き延びている真面目な性格のリンミンは、ある日超天然な青年リュトと出会います。しかし、リュトもまた不治の病である悪性脳腫瘍を抱えており、彼はリンミンの前に現れ、彼女の世話をするために彼女の家に住むことを決意します。 リンミンは最初、リュトの予測不能な行動に嫌気がさしますが、次第に彼の憎めない素直さに惹かれていきます。しかし、リュトがリンミンに付き…

きょうの夕方、阪堺電車の今池駅付近を走るチン電。赤く染まった雲が浮かんでいた 青く怪しげな雲が広がった きょうは「春分の日」だ。 昼と夜の長さがほぼ同じになり、日が東から昇り西に沈む。 季節の節目といっていい日だが、朝から不安定な天気となり、風も強かった。 ということで、出かけることもままならず、部屋でじっとしていた。 夕方、窓から日が差してきた。 外を見ると雲は多いものの、いい感じの夕焼けが見られそうな気がした。 夕日そのものを狙うと空振りに終わりそうだったので、チン電と絡めようと阪堺電車の今池駅に近いいつもの場所へ行った。 行ったときは雲がまばらに浮かび、やがて夕日を受けて染まった。 そし…

When Saturn Ruled the World | From "Remembering the End of the World"土星が世界を支配していたとき | 『世界の終わりの追憶』より https://youtu.be/11g9wj22J8I?si=vBMTihF_1UWxH0y9：embed１IntroductionThe film clips that follow are from the documentary"Remembering the End of the World," available at:Introduction以下のフィルムクリップは、ドキュメンタリー…