(とうい、Easterlings)
J・R・R・トールキンの中つ国を舞台とした小説、『指輪物語』、『シルマリルの物語』に登場する種族。 古くからモルゴスやサウロンの影響下にあり、エルダールやその友人である人間たちと対立した。
エダインやドゥーネダインと比べると、身長は低く、身体の幅があったが、力強く長い腕を持っていた。肌の色は褐色で、目と髪は黒い。フォロドワイス族もかれらと同じ血統に属している。
第一紀にはその肌の色から、褐色人(Swarthy Men)とも呼ばれた。
漢民族の中華思想に基づく東方の異民族の蔑称。主に倭(日本)や朝鮮半島を指す。とてもややこしいのだが、日本は漢代まで「南蛮人」だったらしい。
後日本でも輸入され、京都を中心とする秋津島の、現長野県辺りより東にいるものを指したエミシの訳語「蝦夷」やそれを征伐するもの「征夷大将軍」として使われる。