先日、齢80を迎えようとする母のスーパー積ん読文庫を、実家へ帰ってきた私の姉が処分するべく整理していました(一応母の希望)。その中から面白そうなものを数冊救出して、こっそり読もうと思った中の一冊が本書であります。 ちなみにこのスーパー積ん読文庫は合計ミカン箱3つくらいになり、めでたくブックオフに引き取られました。大体7,000円くらいになりましたでしょうか。高い本ばっかり買ってんなーって思いました笑 ひとことでいうと 本作の主人公は翻訳家の村岡花子さん。赤毛のアンを翻訳した人、といえばすぐに通じるでしょうか。彼女の生涯を扱う作品です。 ただ本作、いち翻訳家の生涯というよりも、むしろ、一女性の目…